英語上達のコツ「英語は単語ではなく、短文で覚えよう」

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 多くの日本人学習者は、英語の学習をするとき、英単語を丸暗記して語彙(ごい)を増やそうとしがちです。
たまに中学生などが単語カードを使って、表に英単語を、裏にその単語の日本語訳を書いて覚えようとしているのを目にしますが、あんな感じです。
確かに英語の基本中の基本を学ぶ中学レベルでしたらある程度効果はあるかもしれませんが、少なくとも高校レベル以上、英検で言えば準2級以上のレベルになったら、英単語の意味を丸暗記するのはあまり上手な英語の勉強法とは言えないと思います。

 どんな言語でもそうですが、単語をただ並べるだけでは意味をなしません。
確かに日本語でも「メシ」、「風呂」など、ただ単語を並べるだけで通じるケースもあることはありますが、これは家族などの内輪だけで通じるものであって、とても正確な日本語とは言えません。「メシが食いたい」とか、「風呂に入りたい」あるいは「風呂は沸いていますか」というのが正式な日本語でしょう。
このように、言語の最小単位は単語ではなく、短文なのです。

 なので、英単語の意味を覚えたかったら、その英単語の意味だけを丸暗記しようとするのではなくて、その英単語が入っている短文を覚えるというのがより効果的です。洋楽が好きな人なら歌詞でもよいですし、洋画や海外のドラマが好きな人ならその作品に出てくる台詞でもよいでしょう。

 短文を覚えるなんて、その他の余計な言葉まで覚えなければならず非効率だと思う人もいるかもしれませんが、そんなことはありません。
なぜなら短文は一つ一つにきちんと意味があります。その一方で未知の英単語は、私たちノン・ネイティブにとっては記号、暗号のようなものです。
人間は意味のない記号の丸暗記よりも、意味のある短文のほうがずっと覚えられるのです。
また、”grass”と”glass”のように、一文字違うだけで意味が全く異なる単語も、単語だけの丸暗記だとどちらの意味だったか混同して間違いやすいのに対し、短文で覚えた場合にはそうしたリスクも軽減できるのです。

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