あなたはなぜ英語を学ぶのですか?

英語を学び始めた動機をもう一度考えてみよう

 最近では、なんだか一種のブームと言ってもよいくらい、英語を学ぶ人が増えている気がします。電車に乗れば必ずと言っていいくらい英会話学校の広告を目にすることからも、いかに人々が英語や英会話に関心を抱いているかが分かります。それ自体は別に悪いこととは思いませんが、ふと疑問に思ったことがあります。それは、「英語を学ぶ動機を、みんなきちんと持っているのだろうか?」ということです。

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 中学生や高校生であれば、たとえ嫌いであっても英語を学ばざるを得ないというのは分かります。しかし、もしあなたがすでに大人であるなら、英語と全く関わらずに人生をおくることは十分に可能なはずです。いくらグローバル化が進んでいると言っても、それにかかわらない仕事や生活を選べばよいのですから。それにもかかわらず英語を学ぶ人は、そもそも「なぜ英語を学ぶのか?」という、初心を思い出すことも必要だと思います。

 ノン・ネイティブが英語をできるようになろうと思ったら、1年や2年では全然足りません。言語研究によれば、第二言語の習得では、10000時間(毎日2時間の学習で約13年)かかってようやくある程度できるようになるくらいだそうです。それだけ長い期間を要する、人生の一大事と言っても過言ではありません。ですから、英語をなぜ学ぶのか、その動機が極めて重要で、それが学習の成否を決める最大の鍵になります。

 単に「みんながやっているから」、「かっこ良く見えるから」などの理由では、きっかけとしては良いでしょうけれども、それだけでは長続きはしないと思います。最初のうちは上達する実感が得られるでしょうが、どんなことでもそうであるように、英語の学習においても、一時的に必ずスランプが訪れます。動機がしっかりしていないと、そこで「英語は向いていない」とあっさり諦めてしまうことでしょう。

英語を学ぶ目的を明確にしよう

 「英語が話せるようになって外国人と会話がしたい」とか、「洋書をすらすら読めるようになりたい」、「英語の教師になりたい」、「世界で活躍する芸術家になりたい」、「学生のとき英語がとても面白かった」など、自分の内面に英語を学ぶ動機をはっきり見いだせる人は英語を習得できる可能性が高くなります。こういった人たちは、学習の過程でスランプやその他いろいろな壁にぶつかっても、そう簡単には諦めません。どうやったらもっと上手くなれるのかを考えながら、食らいついていける可能性が高くなるので、結果として英語を身につけられるのです。

 英語は、体育会系によくありがちな「根性さえあれば何でもできる」などという精神論、根性論で身につくような甘いものではありません。結局は、本心から英語を学びたいと思い、楽しみを見いだせて、学習を継続できた人だけが、英語を身につけることができるのです。

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