英語の学習では「満足するが満足しない」を心がける

タイトルを見て、「どういうことだろう?」と思った人もいることでしょう。「満足するが満足しない」というのは、論理的に矛盾した感じがしますが、しかし実は十分理に適っているのです。つまり、「英語の学習ではきちんと満足することも必要だし、それと同時に満足しないことも必要」ということなのです。これは英語の学習に限らず、全ての学習にいえることだと思います。
234619

満足感を得ることの重要さ

まず、英語の学習によって上達したこと、できるようになったこと、成長したこと、そして英語を学習したことそれ自体に対しても、きちんと満足感を味わうことがとても重要だと思います。これは初心者でも上級者でも、全てのレベルの人に言えることです。日本人は特に英語に関してはやたらと完璧主義に陥る傾向があり、例えばTOEICでスコアが上がったのに、「目標点まであと○点も足りない」とか、「○点しか上がらなかった」、「他の人はもっとスコアが伸びているのに」など、否定的な解釈をよくしてしまいがちです。これでは、せっかく英語を学習しているのに喜びや楽しみが全く感じられず、苦痛に満ちたものとなってしまいます。TOEICでスコアが上がったなら、それを称賛することはあっても、非難するのはおかしいはずです。できるようになったことは謙遜などせずに堂々と満足することはとても大切なことです。

満足しない貪欲さ

その一方で、「満足しない」ことも同時に必要なのです。英語の学習に終わりはありません。一生かかっても、完全に英語を習得することは不可能なのです。それはどんな英語上級者であっても同じことです。「満足しない」ことを忘れ、「私はこんなに英語ができるようになった。もうやらなくていいや」と思ってしまったら最後、英語力はそれ以上伸びないどころか、どんどん下がっていくでしょう。英語は日ごろから接しておくことが欠かせないのですが、「満足しない」ことを忘れてしまったら、それもしなくなってしまうでしょう。どんなに上級者になっても、まだまだ伸びる余地があることを知っておくこと、「どうすればもっと上達するか」を考える態度が重要なのです。TOEICで満点を獲得すればTOEICという資格試験からは卒業となりますが、それは英語から卒業するということではありません。もちろん、そこまで英語の学習に熱心になるつもりはないという人には強制するつもりはありません。しかし、本気で英語力の向上を目指している人はこのことに留意したほうがよいと思うのです。私自身も今でも英語の難しさ、壁の高さを実感しています。一応日本人の中では英語上級者という立場ではありますが、自分が英語をマスターできたとはとても思えません。日々学習の連続なのです。

このように、英語の学習では、できるようになったことをきちんと「満足する」ことと、それと並行してまだまだ伸びる余地があることを自覚して「満足しない」ことの両方が重要なのです。どちらが欠けても良質な学習はできないでしょう。

スポンサー

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です